ひとり誕生日。ひさかたのケース

「東京」というビルと広告と知らん人にあふれた中で、孤独を感じたまま誕生日を迎えようとしている人は、自分以外にも多少はいるでしょう。

「誕生日なのに孤独だ~まじつらい~」と思うあなたの暇つぶしになればいいなと思って、日記を残します。

 

11時に起きる。いつも通りの休日。

いろんなサイトから「お誕生日おめでとうございます!」という表題のメールがたくさんきていたので、どうやら本当に誕生日らしい。友人からはLINEが来ていない、友人がいないので。うーん、インターネットでなんでも完結してしまう世界、万歳。

本当は8時半に起きて、9時に家を出て、コメダ珈琲とか行って文庫本読んでまったり休日キラキラってしたかったんですけど。寝過ごした。

もうこの時点で計画は爆散。1時間くらいのんびり身支度して、とりあえず電車に乗ってみた。

 

いざ行かん、下北沢。サブカルの街。若者ばっかり。なぜ下北沢に行ったかというと、理由はないです。本屋あるし、カラオケ行きたかったし、我らが井の頭線で渋谷駅までは行きたくないし。

とりあえず下北沢を散歩して、ひとりカラオケ。ただでさえ息の詰まる社会とかいうよくわかんねー空間でストレスがたまるのに、孤独というデバフのせいで他人と比較した瞬間にHP半減しますからね。

いっぱい声出してストレス発散。単純です。

カラオケを出て、14時。時間こそずれちゃったけど、当初の予定通りにコメダ珈琲行こうかなーなんて考えてみたが、リア充(たぶんもう死語)に囲まれてぼっち読書極められないかも…と怯んで、ちょっとお散歩。下北沢の本屋さん、ハヤカワ文庫がすごく角にあるんです。あの角っぷりが好きで、よく行きます。

帰りにケーキとケンタッキーを買う。誕生日黄金セット。クリスマス黄金セットともいう。ケンタッキーはクリスピー狂信者なので、オリジナルチキンは買いません。王道の中の邪道を行く。

家に帰って、大好きなお笑い番組を見て、9%の酒を飲んで映画を観て、今。

 

何も特別なことはしてないけど、まあ満足度高かったしいいかなと。

墓に入るまではひとりだという自覚があるので、きっと生きている限りは毎年こんな感じの誕生日になるだろうな。

 

自分、お誕生日おめでとうございました。